CASSIOPEIA

カシオペヤ座 ― W字の女王

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Constellation artwork © Johan Meuris / Stellarium — Free Art License (recolored & repositioned for display)

略符
Cas
最も明るい星
Gamma Cas
観測時期
秋(北半球)
面積順位
25th
日本での見つけやすさ
★★★★★
高く上がるおなじみの星座

概要

カシオペヤ座は北天の周極星座で、北半球からは一年中観測することができます。5つの2〜3等星がW字(時間帯によってはM字)の形を描くことが最大の特徴で、夜空の中でもひときわ見つけやすい星座のひとつです。

北極星を探す際の目印としても重要で、北斗七星とは北極星を挟んで反対側に位置しています。北斗七星が地平線近くに沈んでいる季節でも、カシオペヤ座を使えば北極星の方角を特定できます。

天の川の中に位置するため、双眼鏡や小口径望遠鏡で観察すると周囲に数多くの散開星団が見つかります。特にNGC 457(フクロウ星団)やNGC 7789(カロライン星団)は天体観測の人気ターゲットです。

見つけ方

北半球の中〜高緯度では一年を通して見えますが、最も高く昇るのは秋(10月〜12月)の夜です。北の空でW字(またはM字)を探しましょう。明るさ2〜3等と均等に揃った5つの星が描くジグザグは、慣れれば一瞬で目に入ります。

W字の中央の星(γ星)とδ星の間を通る線を約5倍延長すると北極星に到達します。北斗七星が使えない秋〜冬の北極星探しに欠かせないテクニックです。都市部の明るい空でもW字の形は十分に見分けられます。

神話と文化

ギリシャ神話では、カシオペヤはエチオピア王ケフェウスの妃であり、アンドロメダ姫の母です。自らの美貌を海の精霊ネレイデスより優れていると豪語したため、海神ポセイドンの怒りを買い、罰として天に鎖で繋がれました。北極付近を回るため、一日のうち頭を下にした逆さまの姿で地平線近くを通る時間があり、これが罰の姿を表すと伝えられています。

アラビアの天文学者たちはこの星群を「染められた手」と呼び、ヘンナで飾られた手のひらの形に見立てていました。中国では「王良(おうりょう)」の一部とされ、馬を操る御者の星とされています。

1572年、デンマークの天文学者ティコ・ブラーエがカシオペヤ座の領域で超新星(ティコの新星、SN 1572)を観測しました。当時の常識であった「天は不変」という概念を覆す歴史的発見であり、近代天文学の幕開けとされています。

星の豆知識

シェダル(α Cas) — 地球から約230光年。オレンジ色の巨星で、表面温度は約4,500K。見かけの等級2.24で安定して輝いており、W字の端に位置します。

γ Cas(ツィー) — 地球から約550光年。W字の中央に位置する不規則変光星で、等級は1.6〜3.0の範囲で変動します。高速回転するB型星で、赤道付近にガスの円盤を形成する「Be星」の代表例です。

カフ(β Cas) — 地球から約55光年と比較的近く、たて座δ型変光星に分類されます。等級2.27で安定して見えますが、実際には数時間周期のわずかな脈動を繰り返しています。

ティコの超新星残骸 — 1572年に出現した超新星の残骸はX線望遠鏡で観測でき、現在も秒速5,000kmで膨張を続けています。

Gravity Weaver での攻略

カシオペヤ座は、ゲームでは5ステージ構成の星座。W字を構成する5つの星を順にめぐります。星座の登場順はプレイごとに変わり、日本で見つけにくい星座ほどゲームでも出にくくなっています。

主役ギミックは Nebula(星雲)。海星色のガス雲で、内部を通過する太陽のかけらを徐々に減速させます。減速したままだとゴールに届かず、時間切れやブラックホール落下のリスクが上がります。

対策は外側から引力線で勢いをつけて突破するか、雲の内部に小さな引力場を複数置いて引き寄せること。雲の境界を目で追って、減速圏に入る前に加速判断を済ませましょう。

星名 バイエル符号 等級 スペクトル型
Gammaγ Cas2.15B0.5 IVe
Schedarα Cas2.24K0 IIIa
Caphβ Cas2.27F2 III
Ruchbahδ Cas2.68A5 V
Seginε Cas3.38B3 III

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