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Constellation artwork © Johan Meuris / Stellarium — Free Art License (recolored & repositioned for display)
いて座は夏の南天に位置し、天の川の最も濃い部分に重なる星座です。銀河系の中心方向がいて座の方角にあるため、この領域は星雲や星団の宝庫となっています。主な星はティーポット(急須)の形として知られるアステリズムを形成しています。
最も明るい星はカウス・アウストラリス(ε星、1.85等)で、ティーポットの底にあたります。面積は全88星座中15番目と比較的大きな星座です。
私たちの銀河系の中心(いて座A*)はこの星座の方向約26,000光年先にあります。2022年にイベント・ホライズン・テレスコープによって撮影された超大質量ブラックホールの画像は、まさにこの方角を撮影したものです。
夏の夜(6月〜9月)、さそり座のアンタレスの東側にティーポットの形を探してください。南中時刻は8月上旬で午後9時頃。日本からはかなり南の低い位置に見えるため、南の空が開けた場所が適しています。
天の川の最も明るい部分に重なるため、暗い場所ではティーポットの注ぎ口から立ち上る湯気のように天の川が見えることもあります。ティーポットの形(注ぎ口・蓋・取っ手)が一目でわかるほど星が集まった特徴的なパターンです。
ギリシャ神話では、半人半馬のケンタウロス族の賢者ケイロンが弓を引いてさそり座に矢を放つ姿とされています。ケイロンはアポロンとアルテミスに育てられ、医術・音楽・武芸に通じた最も高潔なケンタウロスでした。ヘラクレス、アキレウス、イアソンなど多くの英雄を教え導いた偉大な師です。
ヘラクレスの矢がケイロンに誤って当たった際、不死であるケイロンは癒えない苦痛に苛まれ、自らの不死を放棄してプロメテウスに譲りました。ゼウスはケイロンの高潔さを讃えて天に上げ、星座としたと伝えられています。
バビロニアでは「パビルサグ」(弓を引く神)として紀元前3,000年以上前から記録されており、黄道十二星座の中でも最古の部類です。中国ではティーポットの星々は「斗宿(としゅく)」に含まれ、南斗六星として知られています。
カウス・アウストラリス(ε Sgr) — 地球から約143光年。等級1.85のB型巨星で、ティーポットの底に位置する最輝星。「弓の南」を意味するアラビア語が名前の由来です。太陽の約375倍の光度を持ちます。
ヌンキ(σ Sgr) — 地球から約228光年。等級2.05のB型準巨星で、ティーポットの取っ手にあたります。シュメール語に由来する名前を持ち、バビロニア時代から記録されている非常に古い固有名です。
いて座A*(Sgr A*) — 銀河系中心にある超大質量ブラックホール。質量は太陽の約400万倍。2022年にEHT(イベント・ホライズン・テレスコープ)によって「ブラックホールの影」の画像が公開され、世界中のニュースとなりました。
散光星雲の宝庫 — 干潟星雲(M8)、三裂星雲(M20)、オメガ星雲(M17)など、天体写真で有名な散光星雲が集中しています。双眼鏡でもM8は確認でき、望遠鏡ではこの領域だけで数時間楽しめる深宇宙の名所です。
いて座は、ゲームでは5ステージ構成の星座。ヌンキから始まり、カウス・ボレアリス、アルバルダ、カウス・アウストラリス、アルナスルの順に進行します。星座の登場順はプレイごとに変わり、日本で見つけにくい星座ほどゲームでも出にくくなっています。
主役ギミックは Gravity Stream(重力流)。さそり座で登場した重力流が再登場し、5 ステージにわたって流れの方向とゴールの位置関係が変わります。
流れに乗せて時短する判断と、逆風には引力場で軌道を流れと直交させて抜け出す判断を意識的に使い分けましょう。5 ステージと長丁場なので、序盤で太陽のかけらをロスすると終盤がきつくなります。
いて座を本編で描いて、集めよう
PLAY GRAVITY WEAVER| 星名 | バイエル符号 | 等級 | スペクトル型 |
|---|---|---|---|
| Kaus Australis | ε Sgr | 1.85 | B9.5 III |
| Nunki | σ Sgr | 2.08 | B2.5 V |
| Ascella | ζ Sgr | 2.60 | A2 III |
| Kaus Media | δ Sgr | 2.72 | K3 III |
| Kaus Borealis | λ Sgr | 2.81 | K1 IIIb |
「Gravity Merge」の星座帳にいて座を灯そう
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